道場生の声

少年・幼年の部

道場生インタビュー・少年幼年①

名前:宮﨑弘太郎(の父)          年齢:7歳         空手歴:2年

・どうしてお子さんに空手を始めさせようと思ったのですか?

本人が忍者になりたいので強くなりたいと希望したためです。まずは武器も持たずに強くなった方が良いということで、極真空手を選びました。

 

・現在日本では忍者の職業は需要が少ないと思いますが頑張ってください。しかし心も体も強くなるという事は忍者以外の職業でも大切なことですよね。子供の親としては、始めるにあたり不安だった事、心配だった事はあったでしょうか?

応援ありがとうございます。

稽古で打撃による怪我がないか心配でした。

また殴る、蹴る等を私生活で友達にふざけて行わないかも不安でした。

 

・確かに怪我は親としては心配ですよね。どうやって心配は解消されましたか?

足立先生のお話を伺い、実際に見学し個々のレベルにあった稽古を行なっている事と、何より同学年の子供達や先輩達が笑って道場に通っているのを見て安心しました。

 

・ではお友達ふざけて空手を使ってしまう不安はいかがでしょうか?

それは未だに払拭できていませんが、稽古を続けていくうちに「本当の強さとは何か」を学んでいけば、それもいつの日か答えが出ていくと思います。

 

・空手を始めて、学校や家での生活ぶりに変化はありましたでしょうか?

目標ができたという事が、一番の変化だと思います。やりたい事をするために、何を我慢して何を努力しなければならないのか、子供なりに考えているようです。

 

・目標を持つというのは大切な事ですね。僕も子供の頃、目標を持てない子供だったのでよく分かります。最後にこれから入ってくるお友達のお父さんやお母さんにメッセージがあればお願いします。

息子がまず極真空手を始め、次に父親の私が、そして母親である妻が順に始めました。稽古ではただ突いたり蹴ったりするだけでなく、人としての学びや気づきが多くあり人間力を高めるエッセンスが凝縮しています。息子が試合に負ければ、一緒に稽古を積んできた者として、息子の悔しさが心に滝のように流れ込んできますし、試合に勝った時は自分の事より嬉しく感じます。また空手の道場訓を含め、稽古での先生の教えを子供だけでなく親も一緒に学ぶことができ、家や学校ではどう振る舞うべきなのか、人とどう接すれば良いのかの説明がとてもしやすくなりました。学校での過ごし方や宿題、人との接し方についても今何をするべきか、何ができるのかを話し合えるようになったのは息子を始め家族にとって、本当に素敵な事だと思っています。家族で習える「習い事」。空手の良さを私たちなりに解釈すると、こんなふうに感じます。

 

 

2018年04月11日 少年・幼年の部