さらなる高みを目指す方へ

さらなる高みを目指す方へ

師範からの一言メッセージ

競技とは相手と競い合う事により、己を成長させることです。高い目標を持って稽古することにより、より強い肉体と技、精神力を身に付けます。


戦いは相手に勝つ事が必要ですが、突き詰めていくと問題は相手ではなく自己の中に問題を発見していきます。しかし相手を無視して自己に閉じこもってしまうと方向性を見誤ってしまいます。競技に勝つには肉体と技を高めると同時に心や物事の考え方を高める作業も必要です。


志を高く物事に取り組むと様々な問題や苦悩が待ち受けています。しかしそれを乗り越える事により人間的にも大きく成長していきます。技や肉体を鍛えても人間性を高めなければ勝つことが出来ない時が必ずきます。


試合(大会)に勝つことは自信という心の強さに結びつきます。しかし勝って驕りや傲慢な心に陥ってしまうと、学ぶべき事も吸収出来る事も見失いスランプに陥ります。試合(大会)に勝てるようになった選手は次にいかなる精神を身に付けていくべきかが大事になってきます。幼年部・少年部の場合は試合(大会)において勝ち負けにだけに価値観を持つのではなく、試合(大会)を通して子供を育てる、成長させるという視点を保護者、指導者は忘れてはいけません。保護者様におきましてもお子様に対して正しい指導、教育が大事になってきます。


「頭は低く目は高く、口を慎んで心を広く、孝を原点とし他を益する」という極真精神を以って稽古しなければ本当の強さにはたどりつけません。またそのような正しい見識を持たなければ空手を続けることすら困難となります。


極真カラテは心技体を究極的に極めていく作業です。何が極みなのかを追求することが「真を極める」という極真カラテの永遠のテーマにも繋がります。


勝負において心技体が必要です。技と体は目が向きやすいですが、心の成長はわかりづらいし、結果につながりにくいのでどうしてもおざなりになりがちです。武道とは強く生きる道。空手道とは空手を人生に活かすこと。勝った負けただけの世界ではないという事を指導者として伝えていきたい。


 


 

【セミコンタクルール導入】


 

2018年1月から導入されたセミコンタクトルールは6月にはI.K.Oセミコンタクルール2018全国交流試合が行われるほど全国、世界的にも急速に浸透されています。

セミコンタクトルール導入により道場生の動き、戦い方は格段に向上してきています。

今まで行ってきたフルコンタクトを型とセミコンタクトという両輪で向上させていく。

という認識でこれからも取り組んでいきます。

そこには将来オリンピックに繋がる事も視野に入れてますので道場生の皆さんには頑張っていただきたいと思っています。

 

少年組手クラス風景(対象:幼年部・少年部)

  • 黙想 稽古前は黙想をして「痛さ」「苦しさ」に耐える覚悟、空手を始める心の準備をします
  • 基本稽古 気合・集中力・スピード・姿勢を養う
    まずは、極真空手を学ぶ上での基礎となる部分です。しっかりと学びましょう。
  • 移動稽古 ステップ、コンビネーション、俊敏性など様々な空手の動きを身に付けます。
  • 補強・柔軟 柔軟性を身に付け筋力をアップフィジカル能力を向上します。
  • ミット 持久力、パワー、スピード、スタミナを鍛えます。
  • 受け返し 相手の技を受けたり、よけたり、いなしたり技を返す。上手さを身に付けます。
  • 組手 軽目の組手から同じ実力同士で全力で組手も行います。
  • 自主トレ 稽古の前後は各自の課題を消化します。

試合クラス風景(対象:一般部・女子部・壮年部)

  • 基本稽古 気合・集中力・スピード・姿勢を養う
    まずは、極真空手を学ぶ上での基礎となる部分です。しっかりと学びましょう。
  • 移動稽古 ステップ、コンビネーション、俊敏性など様々な空手の動きを身に付けます。
  • 補強・柔軟 柔軟性を身に付け筋力をアップフィジカル能力を向上します。
  • ミット 持久力、パワー、スピード、スタミナを鍛えます。
  • 受け返し 相手の技を受けたり、よけたり、いなしたり技を返す。
    上手さを身に付けます。
  • 組手 軽目の組手から同じ実力同士で全力で組手も行います。
  • 自主トレ 稽古の前後は各自の課題を消化します。